KOSHU
交酒
他の文化が交わり生まれる
新しいお酒の世界
新しいお酒の世界
「交酒」というジャンル
発酵の力で文化が交わる
新しい“サケ”
新しい“サケ”
クラフトサケ※(交酒)とは、日本酒の原料である米と米麹を、フルーツやハーブと一緒に発酵させた新しいジャンルのお酒。「日本酒に果汁を混ぜたリキュール」と思われることが多いですが、リンゴやホップなど、お米以外の素材も“発酵”しているのがクラフトサケです。複数の発酵が相乗効果を生み出し、日本酒ともワインともシードルとも異なるニュアンスが生まれます。稲とアガベでは、日本酒に対する「清酒」、どぶろくに対する「濁酒」という呼び方にならい、クラフトサケを「交酒」と呼んでいます。
※クラフトサケブリュワリー協会の定義による
クラフトサケにできること
逆境から生まれたクラフトサケで
日本酒の可能性を広げる
日本酒の可能性を広げる
クラフトサケが生まれたのには、現在の日本で新たに日本酒の製造免許が発行されないという法的な背景がありました。あえて「これは日本酒とはいえない」という飲み物を造るために、そのほかの原料を混ぜる必要があったのです。ところが、実際にフルーツやハーブを一緒に発酵させてみると、日本酒やリキュールとはまったく異なる個性を持つお酒ができることがわかりました。日本酒が造れないからクラフトサケを造るのではなく、日本酒にはできないことができるのがクラフトサケ。日本の伝統的な醸造文化に敬意を表しながら、新しい可能性に挑戦することで、クラフトサケはお酒の市場を広げていきます。
無肥料無農薬の自然栽培米で造るクラフトサケ
お米へのこだわり
お米を磨かず、フードロスを削減
自然栽培だからこそできること
自然栽培だからこそできること
稲とアガベのお酒の原料は、環境に優しい自然栽培米。肥料を与えずにお米を育てると、タンパク質の含有量が低下します。食用米にとってはデメリットですが、酒造りにとっては米が割れにくく、雑味が出にくいというメリットになります。
また、精米歩合はすべて90%。普段食べるお米と同じく、外側の1割だけを磨いています。これは、雑味が出にくい自然栽培米だからこそできること。お米の魅力を最大限に引き出しながら食品ロスを抑え、持続可能な酒造りを目指します。
また、精米歩合はすべて90%。普段食べるお米と同じく、外側の1割だけを磨いています。これは、雑味が出にくい自然栽培米だからこそできること。お米の魅力を最大限に引き出しながら食品ロスを抑え、持続可能な酒造りを目指します。
未来まで続く米作りのために
酒造りの未来を
米作りから考える
米作りから考える
日本の主食であり、日本酒やクラフトサケの原料となるお米を造る農家さんたち。しかし昨今は、高齢化や労働力不足などさまざまな課題を抱えており、安定した生活をしづらくなっています。
稲とアガベは、顔の見える農家さんとだけお付き合いし、密なコミュニケーションをとりながら米作り・酒造りに励んでいます。そして、素晴らしいお米を育ててくれる農家さんに、適正な価格を支払うことを大切にしています。それこそが、日本のお米の未来を支えると考えるからです。
稲とアガベは、顔の見える農家さんとだけお付き合いし、密なコミュニケーションをとりながら米作り・酒造りに励んでいます。そして、素晴らしいお米を育ててくれる農家さんに、適正な価格を支払うことを大切にしています。それこそが、日本のお米の未来を支えると考えるからです。
CRAFT
series
DOBUROKU
series
SAKE
series
TAMESHIOKE
series
日本酒とクラフトサケが共存できる未来をつくる
クラフトサケブリュワリー協会
2022年6月27日に設立。「クラフトサケの醸造所を増やす」、「クラフトサケの知名度を高める」、「日本酒とクラフトサケが共存できる未来をつくる」を理念とした活動をしています。日本酒の製造技術をベースとした新しいジャンルのお酒「クラフトサケ」を広め、これから生まれる醸造所の品質を保持しながら支えることで、消費が低迷する日本酒市場を変革し、より豊かなサケ文化を築くことを目指しています。